C's Assist Diary

パーソナルアシスタントChiaki Miseのブログです。

コミュニケーションにかかる”コスト”を最小にする

こんにちは^^
パーソナルアシスタントとして、日々忙しくされている個人経営者様をサポートするC's Assist(シーズアシスト)のChiakiです。

今日はコミュニケーションにかかる"コスト"について考えてみたいと思います。

必要なモノやサービスを提供する上でかかってくるコストには、原価となる経費や作業時間などの他に、”そのことに意識を向ける労力”があると思います。

クライアント様やその先のお客様とのコミュニケーションにおいても然り。

相手に判断や返答をしてもらう際に、相手がかける労力が最小限で済むよう
心を配ることがパーソナルアシスタントの仕事の一つと考えています。

たとえば、クライアントからの指示について2通りの選択肢があり、
どちらで進めるべきか確認したい場合、以下のようなやりとりをしたとします。

PA(パーソナルアシスタント):
「いただいたご指示に関して、必要な対応は〇〇と△△のどちらになるでしょうか?」

クライアント:「△△でお願いします」

PA:「かしこまりました。ただ、△△の場合ですと■■の懸念がございまして…」

クライアント:「では〇〇の方が良いですかね?」

PA:「はい、その点では〇〇の方が良いですが、こちらも若干のデメリットがございます」

クライアント:(すぐには判断しにくいな…)
「了解、いったん考えます/〇〇と△△の比較を簡単にまとめてくれますか?」

ここまでで3往復ですが、まだどちらの判断になるかが決まっていないですね。。

コミュニケーションのコストを最小に抑えるには、
最初の段階で必要な情報をPAから提供することが重要と考えています!

例えば以下のように、伝えるべき情報を最初に整理します。

PA:「いただいたご指示に関して、必要な対応は〇〇と△△のどちらになるでしょうか?
なお、それぞれ以下のメリット/デメリットがございます。

<〇〇の場合>
メリット:〜、デメリット:〜
<△△の場合>
メリット:〜、デメリット:〜」

クライアント:(なるほど、そういう違いがあるのか)
「では〇〇でお願いします。デメリット部分については~することでカバーしましょう」

PA:「かしこまりました。そのように進めてまいります^^」

先に判断材料を提供することで、クライアントからの返信が1回で済み
残りの時間を他の必要なお仕事に割いていただくことができます。

ちょっとしたやりとりでも、日々積み重なるとかなりの時間と労力がとられるもの。

後から「もっとこうすればよかった…><」と反省することもあり
試行錯誤の日々ですが、

毎日のことだからこそ、工夫しながら
お互い気持ちよくコミュニケーションできるよう努めてまいります^^

 

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